2020年北海道日本ハムファイターズ 戦力考察&スタメン予想
4月24日の開幕を目指すとのことだが、騒動は収まることをしらず、まだまだ先行きは不透明な現状である。
そんな渦中ではあるが、いやこんな時だからこそ記念すべきブログの初投稿は贔屓球団北海道日本ハムファイターズの2020年戦力考察&スタメン予想とさせていただく。
昨年は中盤まで優勝争いをしていながらも、夏場に失速し5位に沈んだファイターズ。
新戦力として巨人からビヤヌエバ、MLBからバーヘイゲンを獲得。ドラフトでも即戦力の社会人投手を複数名獲得したが、やはり上位浮上には現有戦力の底上げが必須である。
開幕スタメン予想
1 中 西川遥輝
2 右 大田泰示
3 左 近藤健介
4 一 中田翔
5 指 王柏融
6 二 渡邉諒
7 三 ビヤヌエバ
8 遊 石井一成
9 捕 宇佐見真吾
投手 有原航平
開幕は昨年のオーダーを基本線に組むのではないかと推察。
個人的には昨年20本塁打77打点とキャリアハイの成績を残した大田をクリーンアップに置き、2番は渡邉か石井もしくは近藤をDHに回してレフトに松本を入れるオーダーも面白いと思う。
期待の助っ人ビヤヌエバはパリーグの投手に慣れるまでは下位打線で様子見したい。本来の力さえ発揮できれば、2018年まで在籍したレアードのような数字は残してくれるだろう。
各ポジションの考察
・捕手
開幕スタメンは有原とのコンビで宇佐見と予想したが、本命は昨年打撃でも存在感を示してきた清水。一軍経験豊富な石川、複数ポジションをこなす郡、兼任コーチのベテラン鶴岡を含め例年通り併用になるだろう。
清水>宇佐見>鶴岡≧石川>郡
・一塁手
打線の柱である中田にどっしり座っていてほしいポジションだが、近年は故障も増え成績も伸び悩んでいる。今年は最低でも100打点はクリアしてほしい。
チームの起爆剤になるべき清宮も故障で出遅れており、甲子園のスターの覚醒が待たれる。開幕が遅れたことが清宮にとってのプラス材料と働くか。
中田>清宮>横尾
・二塁手
昨年自身初の規定打席到達に2桁本塁打と遂にブレークを果たした渡邉のレギュラー定着に期待。
平沼、谷内、杉谷らも脅かしていきたいところ。
渡邉>>谷内、杉谷
・三塁手
昨年リーグ最下位の93本塁打に終わった長打力不足のチームにあってビヤヌエバの打棒に期待がかかる。
2018年にはMLBで20本塁打を記録しており実力は十分。広い札幌ドームで彼が20本塁打以上打てば上位進出も見えてくる。
期待されながらも結果を残しきれない横尾もオープン戦で好調を維持し、ビヤヌエバの調子次第ではスタメンも考えられる。
他の外野手の兼ね合いで昨年同様近藤をサードに回すことも考えられるが、送球の不安を考慮すると可能性は低いか。
ビヤヌエバ>横尾>近藤
・遊撃手
春季キャンプで正遊撃手中島が故障離脱し、激戦区となったポジション。
実戦で結果を残している石井が最有力。パンチ力に加え確実性も備わってきており上位打線を任せられる可能性も。
昨年一軍を経験した平沼も打撃には非凡なものがありこのチャンスを掴みたいところ。
石井≧中島>平沼
・ 外野手
昨年同様、レフト近藤、センター西川、ライト大田が基本線。
実績からいってもこの3人がスタメンに名を連ねえることは間違いない。
レフトはDHとの兼ね合いで王や清宮が入る可能性もある。
出場機会は限られるが昨年怪我から復帰した谷口、外野一本で2017年以来のレギュラー奪取を狙う松本、センス抜群の浅間などバランスの取れた選手たちもおり、激しい競争が繰り広げられる。
1軍キャンプでスタートし注目を集めた高卒2年目万波も今年中には1軍の戦力として活躍する姿が見たい。
レフト 近藤>>王>清宮
センター 西川>>>松本>杉谷
ライト 大田>>>谷口、浅間、万波
・指名打者
本命は来日2年目の王。
昨年は僅か3本塁打と期待に応えられなかった王だが、引退した田中賢介から背番号3を受け継ぎ今年は打線の中軸としての働きを期待したい。
3年目を迎える怪物清宮もそろそろレギュラーを取りたいところ。ライバルはポジションの被る中田、近藤、王。手強いライバルとの競争に勝ち、チームに活力をもたらしてもらいたい。
王>近藤>清宮
打線の破壊力はライオンズに、選手層ではホークスに現時点では劣っているが、選手1人1人のレベルアップで十分上位チームにも渡り合える野手陣だと思う。
個人的に選ぶ野手のキーマン
前述のとおりポジションの都合上強力なライバルとの競争になるが、その中でレギュラーを掴むことができれば、チームとしては相当なレベルアップにつながる。
ボールを遠くに飛ばす能力は誰もが認める才能なので、花開く時が待たれる。
100試合以上出場、20本塁打以上の成績は期待したい。
以上長くなってしまったのでこの辺りで。
投手編はまた次回。
お読みいただきありがとうございました。